
ボトックス(botox)とは、ボツリヌス毒素から抽出した成分で
ボツリヌストキシンと呼ばれる
蛋白質の1種です。
毒素とあるようにボトックスはもともと、食中毒を起こす毒性の高い菌として知られていました。
またボトックスを筋肉に注入すると筋肉の神経伝達物質が
抑制され、
数ヶ月間筋肉の働きを麻痺させるという効果があることもわかりました。
これらの研究により、ボツリヌス毒素より毒性を抽出し、ボトックスはしわの治療に効果的だと言われ、美容治療に利用されるようになりました。
特に、笑ったり怒ったりしたときに出来る眉間の縦シワや額の横シワなどは、ボトックスにより顔の表情のシワの解消には効果的な治療法、プチ整形の1つです。
プチ整形として人気の理由に、ボトックスはアレルギーなどの副作用もほとんどないことや、治療がボトックス注射のみで行えるため恐怖心が少ないことなどがあげられます。
ボトックスは医療機関で、眼瞼痙攣(がんけんけいれん)や片側顔面痙攣(かたがわがんめんけいれん)、ジストニーをはじめとした
顔面神経麻痺などの表情の矯正治療などにも広く使われている、安全性の確立された医療技術がボトックス治療です。
眼瞼痙攣(がんけんけいれん)とは、
自分の意に反して眼の周りの筋肉が収縮する病気。
まぶたが痙攣する、瞬きが多くなる、目を開けていられないなどの症状が起こり、重症化すると上まぶたが下がって見えなくなることもある。
原因ははっきりしないが、治療法には薬物療法、手術がある。
大型国語辞典『大辞泉 増補・新装版』参考
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